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《ブラジル》ボウソナロ大統領の支持率は33%=政権への期待度も14%P落ちる=白人、男性、富裕層に偏る支持=「汚職対策」の優先度下がる ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》ボウソナロ大統領の支持率は33%=政権への期待度も14%P落ちる=白人、男性、富裕層に偏る支持=「汚職対策」の優先度下がる ニッケイ新聞WEB版より

7日のコパ・アメリカ決勝では、喝采と罵声を同時に浴びたボウソナロ大統領(William Lucas/CA2019)
 今月4、5日に全国130市在住の16歳以上のブラジル人2千人以上を対象に行われた、ダッタフォーリャによる世論調査の結果が発表された。8日付現地紙、サイトが報じている。

 この調査の正確性は95%といわれ、誤差は±2%ポイント(P)とされている。
 ボウソナロ大統領の政権を、「良い」または「最良」と評価した人(=支持率)は33%(4月は32%、以下同)、「普通」は31%(31%)、「悪い」「最悪」は33%(30%)、「分からない」「回答拒否」は2%(4%)で、4月の調査結果とほぼ同じだった。
 支持率33%は政権発足から半年後の数値としては、コーロル(34%)、カルドーゾ(40%)、ルーラ(42%)、ジウマ(49%)を下回っており、イタマル(24%)を上回ったのみだった。
 政権の今後への期待に関しては、「良くなる」「大いに良くなる」が51%、「普通」が21%、「悪くなる」が24%だった。政権発足前は「良くなる」「大いに良くなる」が65%、「普通」が17%、「悪くなる」が12%だった、政権発足後半年で、期待度は14%P落ち込み、悲観的な見方をする人が12%から24%へと倍増したことになる。
 これまでのボウソナロ政権の働きは「期待以下」とした人が61%、「期待通り」が22%、「期待以上」が12%だった。
 「ボウソナロ大統領は国の指導者として、適切な振る舞いをしているか?」との質問には、「全てにおいてそう思う」が22%、「大体そう思う」が28%、「一部そう思う」が21%、「全くそう思わない」が25%だった。
 また、ボウソナロ大統領を支持する層は選挙時と同様に、「白人」、「男性」が中心だった。「白人」は全体の42%がボウソナロ大統領を支持し、黒人の25%、褐色、混血の31%を上回った。また、「男性」も全体の38%が大統領支持で、女性の29%を上回った。
 また、「富裕層」や「高学歴層」も大統領の支持率が高く、地域別の支持率は「南部」が最高で42%(不支持率は25%)、支持率が最低の「北東部」では不支持が41%に上った。
 「政府に優先して取り組んで欲しい課題」に関しても、ボウソナロ大統領就任の前後で変化が見られた、それは「汚職」を挙げる人の減少だ。「汚職対策」を最優先課題とした人は昨年12月の時点では20%だったが、最新の調査では7%だった。
 優先課題として上位に来たのは「治安」(19%)、「医療」(18%)、「教育」(15%)、「失業」(14%)、「経済」(8%)だった。


《ブラジル》社会保障制度改革=「330票取れる」とロレンゾーニ官房長官=採決に向け、最終打ち合わせ ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》社会保障制度改革=「330票取れる」とロレンゾーニ官房長官=採決に向け、最終打ち合わせ ニッケイ新聞WEB版より

オニキス・ロレンゾーニ官房長官(Valter Campanato/Ag. Brasil)

 【既報関連】社会保障制度改革に関する意見書が5日未明に下院特別委員会で承認されたことを受け、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)、オニキス・ロレンゾーニ官房長官、ダヴィ・アルコルンブレ上院議長(DEM)と、年金問題担当特別局のロジェリオ・マリーニョ局長が7日、ブラジリアの下院議長公邸で会合を行い、10日夜までに1回目の下院本会議承認を果たすための戦略を練ったと、8日付現地各紙が報じた。
 社会保障制度改革は憲法改革案であるため、議会では定数の60%以上の賛成が2回必要だ。下院通過のために必要な最低票数は308で、上院は49だ。
 ロレンゾーニ官房長官によると、政府は、社会保障制度改革賛成票を少なくとも330はとるために動いているという。
 週末の6、7日は、各政党のリーダーや、公務員の代表者、政府側のスタッフらが入れ替わりで下院議長公邸に詰め掛けた。全ての関係者は5日未明に承認された意見書の最終調整を目的としていた。ロレンゾーニ官房長官は「330は現実的な数字」と語った。
 4日から5日にかけての特別委員会では警察関係者、治安関係者からの不満が出ていたが、ロレンゾーニ官房長官は、「5日承認の意見書は、既に警察の要求である、『退職直前の給与と同額の年金を受け取れる』、『現役職員と同じペースでインフレ調整が受けられる』に応えている」としている。

ラグビーU20=初戦日伯対決、日本快勝!=優勝に向け好発進飾る=体格差押しのけ組織力で圧倒 ニッケイ新聞WEB版より

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ラグビーU20=初戦日伯対決、日本快勝!=優勝に向け好発進飾る=体格差押しのけ組織力で圧倒 ニッケイ新聞WEB版より

試合の様子

 ラグビーの20歳以下の国際大会「ワールドラグビーU20トロフィー(以下U20トロフィー)」が9日(現地時間)、サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス市のマルチンス・ペレイラ競技場で開幕した。日本は同日午後2時から初戦でブラジルと対戦。56―24で日伯対決を制し、優勝に向け好発進を見せた。
 試合は体格差で勝るブラジルに対し、日本は組織力で対抗。序盤はリズムがつかめず得点に苦戦するも、終始優勢の展開で56―24の快勝。優勝へ弾みをつけた。
 日本は、駐在員のラグビー経験者ら約20人が応援に駆けつけた。ブラジルは400、500人が試合を見守り、自国の好プレーの度に大歓声を上げた。
 試合前、応援に来ていた居迫雄大さん(30、愛知県)は、注目選手に主将の福井翔大選手(パナソニック)を挙げ「20歳以下で大学生が多い中、国内リーグに所属し、チームをまとめる力もある」とした。
 他の選手については「高校生ながら選抜の奥井章仁(大阪桐蔭高)、松本光貴(明治大学付属中野八王子高)両選手のプレーも観たい」と期待を語った。
 試合については前半12分、日本がペナルティゴールで先制。15分のスクラムではブラジルに押し勝つ強さを見せ、18分には福井選手が最初のトライを決めた。23分にはブラジルのペナルティゴールで3点を返されるも、26分の山口楓斗(同志社大)選手のトライで再びつき離した。
 33分にはブラジルのアルメイダ・デルガード・キリーノ選手がイエローカードで10分間の一時退場。数的有利の日本は再び山口選手、丸尾崇真選手(早稲田大)がトライを決め、序盤にキックを決められなかった福山竜斗選手(近畿大)もコンバージョンゴールで追加点に貢献。ブラジルのドメネキ・ブグノ選手のトライがあったが、27―10で前半を折り返した。

日本代表の応援

 後半は終盤にブラジルが日本の守備の隙を突くプレーを見せるなどし、2トライを奪ったが、日本は福井選手、ハラトア・ヴァイレア選手(日本体育大)、福士萌起選手(関東学院大)のトライ、さらにペナルティトライもあり、日本が圧倒する試合結果となった。
 次戦は13日午後2時からウルグアイ、3戦は17日午後5時からケニアと対戦予定。全参加国の順位を決める最終戦は21日に行われる。
 今大会は20歳以下の世界最高峰の大会「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ(以下U20CS)」の下位大会にあたる。両大会は毎年開催され、U20CS最下位国とU20トロフィー優勝国が次回大会に交代する。日本は昨年U20CSで最下位となったため降格。今大会で優勝、U20CSへの復帰を狙う。今年のU20CSはすでに閉幕し、スコットランドの降格が決定している。
 日本では9月にラグビーW杯が開催予定で、ラグビー界はかつてない盛り上がりだそう。今大会で優勝して勢いをつけ、さらに機運を高めてほしいところだ。

□関連コラム□大耳小耳
 「ワールドラグビーU20トロフィー」を取材した際、ラグビー界には独特のしきたりや礼儀作法があると聞いた。例えば試合後には、両チームによる交流会が行われ、軽食や酒を楽しみながら選手同士の交流を図る。その場では右手でグラスを持つことが無礼とされているそう。9日の日伯戦の応援に来ていた堂原壌治さん(37、鹿児島県)によれば「右手は握手のために空けておくべきで、グラスのせいで冷えていたり濡れていたりすることを避けるため」で、このマナー違反を「バッファロー」と呼ぶというそう。「紳士のスポーツ」と呼ばれるラグビーは、プレー外でも紳士の振る舞いを求められるようだ。

《ブラジル》マイス・メジコス=キューバ人医師に再び門戸=ブラジル人医師では定員満たせず ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》マイス・メジコス=キューバ人医師に再び門戸=ブラジル人医師では定員満たせず ニッケイ新聞WEB版より

合意破棄で帰国したキューバ人医師達(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)
 2013年に始まった医療計画「マイス・メジコス」に参加中、ブラジルとキューバとの間の合意破棄で医師として働けなくなったのにブラジルに残ったキューバ人医師達に、医師として働く道が開かれそうだと10日付現地紙、サイトが報じた。
 マイス・メジコスは、都市郊外や僻地、先住民保護区のように、住民への対応に必要な数の医師が満たされていない地区での医療充実を目指すプログラムだ。同計画への参加希望者は統一医療保健システム(SUS)の一端を担い、国から給与を受け取る。

 同計画で必要数の医師が確保され、保健所などが正常に機能し始めた市町村は多かったが、同計画への参加者の半分(約8千人)はキューバ人医師だった。
 このため、昨年10月の大統領選で当選したボウソナロ氏が、キューバ人医師が国外で取得した免許の認定試験を受けずに診療活動に加わっている事や、給与の大部分が母国の政府の手に渡り、奴隷労働を強要されている事などと批判したのを受け、キューバが合意を破棄した。
 ボウソナロ氏らはこれによって生じた大量の医師不足を解消するため、国内のブラジル人医師と外国で免許を取得したブラジル人医師中心に募集を繰り返してきたが、新たに参加を申し入れた医師が短期間で辞めるなど、深刻な医師不足が続いている。
 そこで浮上してきたのが、合意破棄後もブラジルに留まっている同国医師の再雇用だ。雇用期間は2年間で、継続勤務を希望する場合は、国外で取得した免許を認定してもらうための試験を受けなければならない。
 キューバ人医師の再雇用には早急な法案整備と議会の承認が必要だ。同計画に参加し、合意破棄後も国内に残っているキューバ人医師は1869人おり、ブラジル人と結婚した700人以外は不法滞在にすらなっている。
 ボウソナロ政権は、この計画を再検討し、本当に必要とされる医師の数や派遣先を見直す他、計画の名称変更も考えている。計画見直しと新規採用、キューバ人医師の再雇用により、3600の市町村や居住区に医師が派遣される見込みだ。
 なお、10日は、外国で医師免許を取得したブラジル人で、同計画に参加を希望する医師の応募締め切り日だった。第18回目の募集第2段階(第1段階の対象はブラジル在住でブラジルで免許を取得した医師)は5月10日に告示され、応募者は第1段階同様、河川流域や先住民保護区、開放された黒人奴隷居住区(キロンボ)などに派遣される。第2段階で採用された医師は、8月16日~9月25日に現地での活動を開始する。

トメアスー移住地=90周年記念式典の準備着々=会館改修や鳥居建設事業進む ニッケイ新聞WEB版より

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トメアスー移住地=90周年記念式典の準備着々=会館改修や鳥居建設事業進む ニッケイ新聞WEB版より

案内で来社した林建佑さん
 1929年9月22日に43家族189人の第一回移民が到着し、今年で入植90周年を迎えたトメアスー移住地。同地ではトメアスーアマゾン日本人移住90周年記念委員会(柴田一宇シルビオ祭典実行委員長)が9月12、13両日に、「トメアスー日本人移住90周年記念式典」を開催する。
 同式典の案内に来社した、トメアスー文化農業振興協会(ACTA、柴田一宇(かずひろ)シルビオ会長)の日本語学校兼渉外担当、林建佑理事は「90周年の記念事業も目白押し。準備は着々と進んでいますよ」と語る。

 12日には、午前10時からトメアスー本願寺で慰霊祭が開始。午後2時からはACTAパティオで物産展開会式が開催される。午後7時からはACTAサロンで前夜祭の音楽ショーが行われ、コロニア歌手の谷川セルジオさんによるトメアスー90周年を祝うショー等が披露される。
 13日には、午前10時からACTAサロンで公式式典が開催。その後、午後1時からACTA体育館でカクテルパーティーを行う。なお、同式典の様子は記念誌にまとめ、来年刊行することが決定している。
 90周年事業としては、ACTA会館と同会館内の日本人移民史料館で改修が進行中だ。「20年間大きく変わっていない」という移民史料館には、昨年眞子様がご訪問の際に寄贈された記念品なども展示される。
 同会館入口付近には、6~8メートルの鳥居を建立する。さらに、電気代節約のために同会館に太陽光発電を設置予定。これは費用の一部を宮坂国人財団が支援している。
 また、パラー州政府に道路の舗装を依頼しており、「予算には組み込んだと聞いている」と事業の進展に期待をかけている。
 林理事は「式典には、各地からも参加すると聞いている。皆で一丸となり、当日は盛大に祝えれば」と語った。

ペルー日本人移住120周年祝う=眞子さまが式典にご臨席=フクモト会長「感動的なもの」 ニッケイ新聞WEB版より

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ペルー日本人移住120周年祝う=眞子さまが式典にご臨席=フクモト会長「感動的なもの」 ニッケイ新聞WEB版より

日本人ペルー移住120周年記念式典においてお言葉を述べられる眞子さま(ペルー新報提供)
 【ペルー新報11日付より要約抜粋】ペルーが日本人移住120周年を迎えたことを祝うため、日本の皇室から眞子さまが9日に首都リマ市へご到着された。翌10日の午後には、日秘劇場で開催された日本人ペルー移住120周年記念式典にご臨席された。現存するペルー唯一の邦字新聞『ペルー新報』の協力を得て、同11日付から要約抜粋した。

 同記事によれば、眞子さまは日系人学校の児童・生徒に迎えられて、日秘文化会館にご到着した。まずペルー日系社会において最高齢者のマツエ・アメミヤさん(104)、モトメ・オクヤマさん(104)、カマド・アラカキさん(101)、サダ・マキカドさん(101)とご歓談。
 その様子をペルー日系人協会のアベル・フクモト会長は「子孫である我々にとって、内親王殿下が、努力と謙虚さ、そして辛抱強さをもってペルーに日系社会を築き上げてきた我々の両親や祖父母と対話しているようで、感動的なものだった」と語った。


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眞子さまを迎える日系人学校の児童・生徒ら(ペルー新報提供)


 日本人ペルー移住120周年記念式典に出席された眞子さまは、「1899年に日本人790名が佐倉丸でペルーに到着してから、120年が経ち、ペルー日本人移住120周年という記念すべき年を迎えられましたことを、お慶び申し上げます」と祝辞を述べた。
 また、日本人ペルー移住100周年記念碑への献花、ラ・ウニオン運動場協会及びラ・ウニオン校へのご訪問に言及し、文化的、社会的活動の継続を賛美した。
 さらに、両国の懸け橋である日系人に敬意を表し、「日系の皆さまによって築かれてきた歴史が、未来を担う世代にも大切に引き継がれていきますことを願っております。ムチャス・グラシアス」と締めくくった。
 フクモト会長は「120年を迎えても、日本人移住者の子孫であることに誇りを感じ続けている。内親王殿下ご訪問の機会は、日本、そして我々の祖先に対する思いを一層強める。移住者に敬意を表し、日本の文化と価値観を次世代に受け継いでいく」と眞子さまのペルーご訪問に感謝を述べるとともに、ペルー日系社会としての今後の抱負を語った。
 式典では、フクモト会長夫妻より眞子さまに花束と記念品が贈呈された。また、ペルー日系リトゥモス・イ・コローレスと菊の会APJ日本の踊りにより、日ペルー文化を融合した踊りが披露された。


□関連コラム□ 大耳小耳

 眞子さまが訪問中のペルーでは、現在ペルー新報のスペイン語編集部の記者が取材し、都丸大輔日本語編集長が日本語訳をして記事を掲載しているという。ペルー新報は週6発行で、日本語記事の発行は全16ページ中4ページ分とスペイン語が主となっている。都丸編集長によれば、通常はスペイン語記者が書いた記事を翻訳するため、日本語記事は1日遅れ。ただし眞子さまご訪問に際して、特別にできる限り同じ紙面で掲載できるように努めている。都丸編集長は日本語教師と兼業しており、時間制約が厳しい中で「新聞はペルー新報の日本語版しか読んでいない」という読者のために、日本語記事の作成を続けている。邦字新聞として他人事とは思えないだけに、今回のように協力し合えるのは本当にありがたい。ペルー新報に心から感謝。

ペルー=眞子さま百周年記念碑に献花=ラ・ウニオンへのご訪問も ニッケイ新聞WEB版より

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ペルー=眞子さま百周年記念碑に献花=ラ・ウニオンへのご訪問も ニッケイ新聞WEB版より

日本人ペルー移住100周年記念碑への献花に臨まれる眞子さま(ペルー新報提供)

 【ペルー新報11日付より抜粋】10日午前、ペルーご訪問中の眞子さまはリマ市ヘスス・マリア区のカンポ・デ・マルテ公園内にある日秘友好の橋をご訪問された。ペルー日系人協会のアベル・フクモト会長、ヘスス・マリア区のホルヘ・キンタナ区長、ペルー日系諸団体の代表者、日系人学校4校の生徒らが眞子さまを迎えた。
 日本人ペルー移住100周年記念碑への献花は、生徒たちのコーラスによる両国国歌の斉唱から始まった。
 続いてフクモト会長が記念碑について、ペルーへ最初に日本人移住者が到着したことを象徴していると説明。その後、眞子さまは日本人ペルー移住100周年記念碑に花を捧げられ、深々とお辞儀をされた。
 続いて、日系人校のラ・ウニオン校と日系人クラブのラ・ウニオン運動場協会をご訪問。ラ・ウニオン校では、生徒らが日ペルー両国の国旗を振る中、ラ・ウニオン教育サービス協会のユリ・キツタニ会長及びラ・ウニオン校のエディット・マルティネス・ロフ校長らが眞子さまを迎えた。
 同校の多目的室では、ロラ校長が眞子さまに歓迎の言葉を述べた。続いて、生徒らが琉球舞踊、日本舞踊、ペルーの民族舞踊を披露した。
 その後、眞子さまはラ・ウニオン運動場協会の日本庭園に向かわれた。同協会のジミー・シマブクロ会長が迎え、ペルー日系社会における同校及び同協会の役割を説明した。
 眞子さまは、日本庭園で松を植樹。同協会内のゲートボール場に向かわれると、ペルーで1983年に始まったゲートボールを楽しむ会員らに笑顔で手を振られた。

らくらく連絡網を使っての吉田さんからのお便りと添付写真が届きました。

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らくらく連絡網を使っての吉田さんからのお便りと添付写真が届きました。

和田さん
今から携帯で写真を送る試験をします。ダンスパーティーです。

吉田


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《ブラジル》バイア州=大雨により広域浸水発生=ダムが溢れて2市に被害=橋冠水で孤立化した地区も ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》バイア州=大雨により広域浸水発生=ダムが溢れて2市に被害=橋冠水で孤立化した地区も ニッケイ新聞WEB版より

一面が水浸しとなったCJS市(Divulgação/Corpo de Bombeiros de Paulo Afonso)



 バイア州東部で強い雨が降り、セルジッペ州との境に近い、ペドロ・アレッシャンドレ市(PA市)クアチダムの水が溢れた上、ダムが決壊。同市とその隣のコロネル・ジョアン・サー市(CJS市)では浸水被害などが発生し、少なくとも350家族が避難を強いられたと11、12日付現地紙、サイトが報じた。
 クアチダムは、2000年にペイシ川流域に設けられた小規模ダムで、サルバドール市から約440キロの所にある。
 このダムが一部決壊と報じられたのは11日朝だが、その後、ダムは溢れただけと情報が訂正された。だが、同州政府は12日朝、決壊に伴う明確な爪跡が残るダムの様子を写真入りで報じた。
 PA市とCJS市は隣接しているが、より低い位置にあるCJS市の方がより大きな被害が出ている。PA市で被害が出た家屋はダムに近い3軒だけだったが、CJS市では、居住区の40%が冠水。少なくとも150軒が浸水被害に遭った。
 同地域の雨は1週間近く続いているが、10日からの雨は24時間で100ミリを超えるほど強く、200ヘクタールにも満たないダムは耐え切れなかったようだ。
ダム決壊を報じた12日付G1サイトの記事の一部

 防災局が11日早朝からインターネットや電話などで住民に避難を呼びかけた事もあり、両市とも死傷者は出ていない。地域によっては身分証明書などを持ち出すのが精一杯だったようだが、連絡が早かったため、ダムから離れた地区ではコンピューターなども持ち出せたという。
 CJS市に住むセウトン・アブレウ氏によれば、同氏が経営する学校はダムから離れていたため、急激に水が押し寄せる事はなく、書類やコンピューターを運び出せた。だが、学校周辺が浸水被害に遭ったのは初めてだという。
 ダムから溢れ出た水や泥のため、国道235号線は一時、両方向が通行不能となった。これにより、救援物資の輸送にも支障が出た。また、CJS市では、ペイシ川にかかる橋が冠水し、市街地と農村部の行き来がほぼ1日遮断された。川の水位は12日朝から下がり始めたが、12日も雨が続いているため、消防は少なくとも午前中、橋の通行を制限した。
 なお、雨による被害はセルジッペ州でも出ている。州都のアラカジュ市では、8日からの雨でポシン川の水位が上がり、最低でも120人が避難生活を強いられている。同市防災局によると、同市では10日朝の6時間で54ミリ、24時間では月間平均降水量の4倍にあたる160ミリが降ったという。
 また、同州では海岸部でも24時間で84・6ミリ、72時間では231ミリの雨が降った。海岸部の月間平均降水量は200ミリ程度だから、3日間で1カ月分を超える雨が降った事になる。

地元ポルトアレグレの朝刊にも1面に下記写真が掲載されていました。
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《ブラジル》教育省が教育行政の指針文書を発表=高等教育より基礎教育重視の姿勢 ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》教育省が教育行政の指針文書を発表=高等教育より基礎教育重視の姿勢 ニッケイ新聞WEB版より

ウェイントラウビ教育相(Marcelo Camargo/Ag. Brasil)
 ブラジル教育省は11日、2022年までの基礎教育政策と、今後12年間の目標を定めた、「基礎教育充実のための国家戦略」と題する文書を発表したと、同日付現地サイトが報じている。
 「基礎教育」は2~5歳対象の「乳幼児教育」と、6~14歳対象の「初等教育」、15~18歳対象の「中等教育」の総称だ。

 この文書には、「2022年までに4900の保育所を建設」「途中で学業を断念する生徒を減らし、教育指数を向上させるために、公立校の必修時間数を増やす」「農村部のインターネットアクセスの改善」「2023年までに軍学校を108増やす」「2020年までに遠隔授業(通信教育)で、基礎教育担当教員を養成する」などが書かれている。
 ジャニオ・マセド基礎教育局長は、今回発表された内容の多くは、これまでの政権で既に作成され、実施されてきたものの焼き直し、または目標規模を拡大したものであることを認めている。
 ボウソナロ大統領は就任以来、従来の政権は高等教育にばかり注力し過ぎたと批判し、基礎教育充実を優先させると主張してきたが、11日の文書発表まで、政府としての教育政策のガイドラインは明確ではなかった。
 地理統計院(IBGE)によると、ブラジルには5570の市があるが、その内の43%は必要最低減の教育投資をしていない。また、25歳以上のブラジル人の半数以上は基礎教育を終えていない。
 アブラアン・ウェイントラウビ教育相は、4月にリカルド・ヴェレス前教育相が更迭されたことで職務を引き継ぎ、5月には、教育行政の優先ポイントを説明するために上院議会に赴いた。
 ウェイントラウビ教育相はそこで、「基礎教育重視」、「結果主義」、「学力の適切な評価」などを打ち出したが、期限を定めた目標にはなっていなかった。
 同教育相は11日、「今日発表した計画は、ボウソナロ大統領の打ち出した、『首都ブラジリアだけでなく、多様な地方に目を向ける』という教育行政方針に沿って立案された。政府が持っている物的、人的、経済的資源を、現場の実情に即して配分していくことが大切だ」と語った。

《ブラジル》教育省=「基礎教育重視」の裏側で=高等教育の現場の窮状続々と=中断中の建設工事543件 ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》教育省=「基礎教育重視」の裏側で=高等教育の現場の窮状続々と=中断中の建設工事543件 ニッケイ新聞WEB版より

建設が中断しているABC連邦大学新校舎(15日付エスタード紙の記事の一部)

 【既報関連】教育省が11日に、2022年までに4900の保育所建設などを含む「基礎教育充実のための国家戦略」を発表したが、その一方で、支出削減を受け、いくつもの大学で留学取り止めなどの影響が出ている。また、建設工事などの大きな事業が543件も中断されている。
 15日付エスタード紙によると、高等教育への支出削減の影響は、管理部門での努力でカバーしきれておらず、学生達も様々な形の影響を肌で感じているという。

 教育省が支出を削減した事で、大学側は、電気代や水道代の節約、清掃や警備、学食などの外注サービスへの支払い停止その他の形で経費を削減し、教育、研究機関としての機能を継続しようとしているが、現実はそれほど簡単ではない。
 サンタカタリーナ連邦大学からアルゼンチンの大学に留学するはずだったヴィセンテ・エイネンさん(21)は、交換留学生募集のテストで1番になり、合格通知を受け取ったが、その2日後に留学生派遣キャンセルの知らせを受けた。同校は6月に、経費節約を理由に全ての国際的な計画中止を発表している。
 パラナ連邦大学に在籍し、留学生試験に合格して、ポルトガルのポルト大学への留学が決まっていたフェルナンダ・ヴァンゼリさん(22)も、ビザの手続きを始めた段階で支援打ち切りを通達され、親族や友人らにカンパを求めたという。
 また、同大の森林工学専攻のヴィニシウス・スカエフェルさん(22)は、研究活動の一環としてサンタカタリーナ州ウルビシを訪れるはずだったが、5月になって、300キロ以上離れた所への旅費は出せないとの通達が出た。同時に学食も閉鎖され、研修生として受け取る400レアルで生活するため、弁当持参を強いられている。
 サンパウロ連邦大学では、ジアデマ市内にある二つのキャンパスを結ぶバスの運行本数がどんどん減り、徒歩で移動中、強盗被害に遭う学生も増えているという。同大では、構内の清掃や研究室のメンテナンスにも問題が生じているという。
 ABC連邦大学でも、公共交通機関とキャンパスをつなぐバスの本数が減り、学生同士で乗り合わせるなどしているが、バスのターミナルに入るには危険な場所を徒歩で抜けなければならない。また、新校舎の建設も中断したままだという。
 15日付G1サイトによると、新校舎の建設といった大きな事業(予算額150万レアル以上のもの)の中断や計画自体が止まった例は、2009年以降のものだけで543件に上り、契約総額は36億レアルを超えるという。
 全国会計局職員協会によると、経費の一部が払われたのに中断、学生は何も恩恵を受けていない事業に費やされた金額は16億レアルに上るという。中断または計画倒れになっている事業は南東部174件、北東部143件などとなっている。

ペルー=眞子さま、診療所をご訪問=エンマヌエル協会の老人ホーム ニッケイ新聞WEB版より

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ペルー=眞子さま、診療所をご訪問=エンマヌエル協会の老人ホーム ニッケイ新聞WEB版より

眞子さまと歓談する今年100歳の誕生日を迎えるタマ・カナシロさん(ペルー新報提供)
 【ペルー新報13日付より抜粋=都丸大輔日本語編集長】今月12日の朝、ペルーに滞在中の眞子さまが、リマ市の中心から約50キロ離れたカオヤ市ベンタニヤ区にある、エンマヌエル協会の日系老人ホーム及びエンマヌエル診療所を訪問された。同協会に到着された眞子さまを、日系人学校のヒデヨ・ノグチ校の生徒らが日ペルー両国の国旗を振りながら歓迎した。
エンマヌエル協会に到着された眞子さまを迎える日系人校ヒデヨ・ノグチ校の児童たち(ペルー新報提供)

 カオヤ市ベンタニヤ区はリマ首都圏の中でも貧困層が多い地域。そのため同診療所は、地域住民にとって極めて重要な存在となっている。眞子さまが同診療所をご訪問する際にも、朝早くから大勢の患者が訪れていた。
 診療所のホールでは、同協会の役員らが眞子さまを迎えた。ルイス・サコダ会長は、眞子さまのご訪問に感謝を述べ「エンマヌエル協会は1981年に日系人初のカトリック神父である加藤マヌエル神父が孤児院エンマヌエルホームを設立し始まった」と同診療所の歴史に言及。
 さらに「その後、日系人の支援グループ、日本やスペイン、カナダにいる加藤神父の友人や団体からの寄付、ベンタニヤ区役所からの土地の寄付などを受け、敷地内に黙想の家、診療所、保育所、子どもたちの技術取得を目的とした畑、コンピュータ室、レストラン、パン製造工場などが建設された。孤児院エンマヌエルホームは120人を預かるまでになったが、その後事業はカヤオ司教区に譲られた」と同協会の成り立ちを説明した。

エンマヌエル診療所のホールにて(ペルー新報提供)

 同診療所のルイス・ウエムラ所長は「この診療所は今から29年前、ペルーが政治的・経済的にも危機的な状況にあった1990年、孤児院エンマヌエルホームに入居する子どもたちの診察から始まった。その後、経済的に貧しい同地域の一般住民の診察も行うようになった」と説明。
 また「最初は各1人の医師と歯科医、3人の事務員だったが、患者の増加に伴い診療所を拡大。現在では30の診療所に70人の医師、看護師、その他医療スタッフで、一日に400~500人の患者を受け入れるまでに。全ては創立者である加藤マヌエル神父、日系人の支援グループ、エンマヌエル協会の役員らの尽力がなくては実現できなかった」と語った。

エンマヌエル協会の日系老人ホームの食堂において(ペルー新報提供)

 ウエムラ所長は「診療所の拡張に際し、1992年から在ペルー日本大使館を通して日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力及びペルー・日本見返り資金(FGCPJ)による多大な援助をいただいた。深く感謝している」と強調した。その後、眞子さまは同診療所の各診療科を視察された。
 続いて、眞子さまはエンマヌエル協会の老人ホームに移動され、入居する日系人高齢者の方々が日ペルー両国の国旗を振りながら迎えた。
 眞子さまは一人ひとりの高齢者の話に注意深く耳を傾けられ、握手を交わされた。そして、日系人高齢者の方々とともに「故郷」を斉唱。最後に、高齢者代表としてクズマさんが眞子さまに感謝の言葉を伝えた。

《南米南部共同市場》EFTAとも交渉進展中=8月中にも貿易協定合意か? ニッケイ新聞WEB版より

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《南米南部共同市場》EFTAとも交渉進展中=8月中にも貿易協定合意か? ニッケイ新聞WEB版より

昨年ウルグアイで行われたメルコスル首脳会議の様子(参考画像・MERCOSUR)

 欧州連合(EU)と自由貿易協定で基本合意に達した後、ブラジルも加盟する南米南部共同市場(メルコスル)は、欧州自由貿易連合(EFTA)とも自由貿易協定を締結するために動いていると、16日付ブラジル国内紙が報じた。
 スイスのジュネーヴに本部を置くEFTAにはスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインが加盟している。

 15日から17日までの予定で、アルゼンチンのサンタフェでメルコスル加盟国首脳会談が行われている。15日に行われた、加盟国対外交渉担当官による共同記者会見の場で、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイの高官たちは、今年8月中にもEFTAとの協定締結のための基本合意に達する可能性があると語った。
 アルゼンチンの国際通商局長オラシオ・レイセル氏によると、メルコスルは、EFTAの他にカナダとも交渉を進めており、来年初頭に合意に達する可能性があるという。
 ブラジルのメルコスル内コーディネーター、ペドロ・ミゲル・ダ・コスタ・エ・シウヴァ氏は、「(交渉は)関税、サービス産業、政府購入問題だけではない」とし、交渉内容は多岐にわたっていることを示した。同氏はまた、まだ繊細なテーマが残っており、その問題の進展次第では、合意成立見込みより少し遅れる可能性もあるとした。
 コスタ・エ・シウヴァ氏によると、多くの国が自国の農牧畜業を保護しようとしているという。さらに同氏は、「スイスなどは自国が強い薬品部門に関して、知的財産権の部分で有利な交渉をしたいと考えているが、我々も自国の製薬産業を守りたいと考えている」と語った。
 メルコスル加盟4カ国の経済担当大臣たちは、17日までの首脳会談の最中に「全加盟国の議会の承認を待たず、各国が個別に議会承認すれば、EUとの基本合意は効力発揮となる」ことを決定する見込みだ。コスタ・エ・シウヴァ氏は、「伯国の望みは個別承認でEUと合意できるというもの。何も4カ国全ての議会が承認するのを待つ必要はない」という。
 ただ、EU側はEU議会の承認が必要なため、各国議会の承認だけで効力発揮とはならない。

《ブラジル》200人超死亡の鉱滓ダム決壊事故の賠償で基本合意=管理責任会社は遺族に70万レアル(約2100万円) ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジル》200人超死亡の鉱滓ダム決壊事故の賠償で基本合意=管理責任会社は遺族に70万レアル(約2100万円) ニッケイ新聞WEB版より

ブラジル史上最大の環境事故は200人以上の命を奪った(Vinicius Mendonca/Ibama)
 【既報関連】ミナス州労働検察局と鉄鉱大手Vale社は15日夜、1月25日にミナス州ブルマジーニョで発生した鉱滓ダム決壊事故に関して、Vale社が遺族に支払う賠償金額や補償内容で大枠合意したと、15、16日付現地各紙・サイトが報じた。

 ミナス州防災局の最新統計によると、事故による死者は248人で、行方不明者も22人いる。合意は、事故で犠牲となった270人の中の242人の遺族が対象となっている。242人の内、130人は下請け企業の社員だ。
 犠牲者の配偶者(正式な婚姻関係にないパートナーも含む)、子供、親たちはVale社から70万レアルを受け取ることが出来る。この金額は精神的苦痛の賠償分が50万レアル、労災分が20万レアルだ。また、被害者の兄弟姉妹もそれぞれ15万レアルを受け取れる。
 合意内容は公聴会に先立ってブルマジーニョで開かれた遺族会総会(14日)で報告され、承認もされていた。
 精神的苦痛での賠償額(遺族1人あたり50万レアル)はブラジル労働裁判史上最大だと、労働検察局のジェラルド・エメジアウト・デ・ソウザ氏は語る。
 労働検察局は当初、遺族1人につき100万レアルの賠償金を求めていたが、交渉過程で70万レアルとなった。しかし、犠牲者1人の遺族を、妻1人、子供2人、両親2人、兄弟2人と想定すると、賠償金額は、1家族あたり平均380万レアルになる。
 また、Vale社が遺族団全体への損害賠償として4億レアルを支払うことも、8月6日に正式決定となる予定だ。
 損害賠償の支払いが確定したことで、凍結されていたVale社の資産16億レアルの凍結解除を司法が認めたと、Vale社は発表した。
 また、犠牲者の被扶養家族には、犠牲者がうけとっていた給与を基に算出された扶養手当を、犠牲者が生きていれば75歳になる時点まで毎月継続して支払われることも決まった。
 15日に合意が成立したため、遺族はVale社と個人合意を結ぶことで賠償金を受け取り始められると、Vale社は発表した。
 また、事故当日に現場で働いていた人たち(生存者)には、直接雇用か下請けかを問わず、3年間、雇用が保障されること(estabilidade no emprego)や、3歳までの子供がいる人には保育援助費として1人あたり920レアル、25歳までの子供がいる人には教育補助費として1人あたり998レアルが支払われることも、合意内容に含まれていることを労働検察局が明らかにした。
 犠牲者の配偶者、25歳までの子息、被扶養者に対する保健プランの費用を支払うことや、犠牲者の両親には精神面のケアも含めた診療医療費を支払うことも合意内容に含まれている。


LGBTパレードに300万人 今年も世界最大規模  サンパウロ新聞WEB版より

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LGBTパレードに300万人 今年も世界最大規模  サンパウロ新聞WEB版より

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サンパウロ市内で「第23回LGBTプライドパレード」が盛大に行われた(撮影/米沢心)

 ブラジル国内最大の都市であるサンパウロ市内では23日、今年で23回目となった世界最大規模の「LGBT(性的少数者)プライドパレード」が開催され、主催団体の発表によると、華やかな衣装や奇抜なコスチュームに身を包んだLGBTの人々や一般市民ら約300万人が、昼前から約7時間にわたって行われたパレードに参加、思い思いに楽しんだ。
 今年のパレードのテーマは「ストーンウォールから50年」。「ストーンウォール」とは、米ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」(Stonewall Inn)で1969年6月、目に余る公権力(警察)の横暴に堪忍袋の緒が切れた同性愛者らが警察に立ち向かって暴動に発展した「ストーンウォールの反乱」と呼ばれる事件を指す。この事件は後に、性的少数者らの権利獲得運動に変化をもたらす一つの転換点となり、性的少数者差別を打倒する動きを加速させるきっかけとなった。
 サンパウロ市内中心部のパウリスタ大通り(Av. Paulista)で行われたパレードの開会式の最中には、集まった人々はホモフォビア(同性愛嫌悪)やLGBTの人達の死に抗議するプラカードを掲げ、ジャイル・ボルソナロ大統領(PSL=社会自由党)率いる現政府を批判し、反大統領の歌を合唱した。これとは反対に、ホモフォビアを犯罪化することを認めるとする連邦最高裁判所が最近下した判断は社会にとって重要な一歩であるとして賞賛された。
 大勢の人が集まる所には必ず泥棒もやって来る。サンパウロ州公共保安局によると、この日のパレードの最中には18人の泥棒が群衆に紛れて携帯電話を盗んだとして逮捕され、14台の携帯電話が押収された。
 なお、性別適合手術を受けずに出生証明書に記載されている氏名および性別を変更する権利を認めるとする最高裁判所の決定を受けて、ブラジルでは2018年6月28日から、18歳以上の者であれば誰でも、性別適合手術を受けていなくても氏名と性別の変更を公証役場で行えるようになった。この日からこれまでの間にブラジル全国では2022人が氏名、性別を変更した。そして、サンパウロ州自然人登録者協会(Arpen/SP)によると、サンパウロ州内ではこの約1年の間に1287人が氏名、性別の変更を行った。

日系人経営者らが横浜で交流会開催 サボイア駐日ブラジル大使ら約50人が参加 サンパウロ新聞WEB版より

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日系人経営者らが横浜で交流会開催 サボイア駐日ブラジル大使ら約50人が参加 サンパウロ新聞WEB版より

2019年7月8日
         
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交流会の様子、右から3番目がサボイア大使

 日本にある輸入会社の日系人経営者などが参加した交流会が4日夜、JICA横浜で開催され、エドゥアルド・サボイア駐日ブラジル大使など、約50人が参加した。
 この交流会は、7月3日から5日まで開催された「第7回カフェ・喫茶ショー」に出展した企業などに、一般社団法人ブラジリアンビジネスグループ(BBG)の橋本秀吉代表理事が呼びかけたことで開催された。
 創業者の父の義道さんと親子2代で参加した有限会社ワールドリンクスの野呂義道代表取締役は、「このつながりを大事に、お互いにビジネスを盛り上げていきたい」と感想を語った。

「今後の発展を確信する」=日系政治家運動の第2回会議 ニッケイ新聞WEB版より

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「今後の発展を確信する」=日系政治家運動の第2回会議 ニッケイ新聞WEB版より

会議で発言する西本エリオ元聖州議(望月二郎提供)

 昨年の全国統一選挙で、聖州日系社会と関係を持つ連邦下議、州議の大半が落選したことから始まった、第2回「日系政治家運動(Movimento Político Nikkei)」会議が先月14日に、文協ビル5階の県連会議室で開催された。ニッパキ紙によれば、呼びかけ人の下本八郎元聖州議は、「日系政治家は皆この運動を支持しており、今後ますます発展すると確信している」と語った。
 同会に初めて参加したブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長は、「政治による支援で、文協のような日系団体は課税免除され活動できる。日系社会には政治家の支援が必要だが、日系人は日系政治家に投票しない」と現状を述べ、「政治家も含め、私達は日系人というルーツをもっと大切にしなければならない」と強調した。
 西川パウロ聖州議(PSL)は、「私はコロニアを代表することを誇りに思っている。もっと頼ってもらえれば」と呼びかけ、野村アウレリオ聖市議は「110周年まで、日系議員は多くのイベントに参加した。市州連邦すべてのレベルで、常にコロニアを代表する日系政治家がいることは重要だ」と語った。
 西本エリオ元聖州議(PSDB)は「我々政治家は、私達の国に伝えられている日本の習慣を少しずつ導入していくことにより、ブラジルに貢献できる。法律という形でもできれば、祭りなどの文化活動を通しても可能だ」と自分達の役割に言及。さらに「111年間にわたり、日系人はこの国に大きな影響をもたらしてきた。私達の日系社会が貢献できることは、まだとても大きい」と力強く語った。
 今会議には、野口泰在聖総領事、ブラジル日本都道府県人会連合会の山田康夫会長も出席した。下本元聖州議が日系政治家らを召集して3月29日に第1回会議が開催され、6人の政治家と3人の代理人が参加した。
 次回は8月16日及び11月22日に行われる。興味があり、参加したい方は下本八郎キング会計士事務所(11・2856・7290/7220)まで。

アルジャで「第1回日本文化との出会い」展開催 入場者は様々な文化をワークショップで体験 サンパウロ新聞WEB版より

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アルジャで「第1回日本文化との出会い」展開催 入場者は様々な文化をワークショップで体験 サンパウロ新聞WEB版より

2019年7月5日
         
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 6月の最後の週末、アルジャ市で「アルジャ第1回日本文化との出会い」が開かれ、大勢の人たちでにぎわった。このイベントは、彫刻家の豊田豊氏のアトリエがGECEBS福祉文化クラブと提携して企画、アルジャ市役所の後援と文化振興の法律による免税措置を利用してアクリレックスがスポンサーとして協力。日本文化を様々な角度から紹介し、ワークショップなども開かれた。
 GECEBS本部で開催された同イベントでは、6月28日、29日と30日にわたり、折り紙、着物、パッチワーク、生け花、漫画、日本の伝説や茶道、太鼓演奏、伝統舞踊、音楽の公開ワークショップを開催して好評を博した。
 またこれらのアトラクションに加えて、日本の移民の歴史と日本人移住者がこの地域に貢献したことを伝える40枚の写真パネル展示会も行われた。

《ブラジルサッカー》ブラジル杯4強出揃う=リーグ戦無敗のパルメイラスはPK戦で涙 ニッケイ新聞WEB版より

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《ブラジルサッカー》ブラジル杯4強出揃う=リーグ戦無敗のパルメイラスはPK戦で涙 ニッケイ新聞WEB版より

大会3連覇を狙うクルゼイロも4強入りを決めた。(Vinnicius Silva/Cruzeiro)

 7月7日にブラジルの優勝で幕を閉じたコパ・アメリカの興奮もさめやらぬまま、ブラジル国内サッカーは過密日程を次々と消化している。17日には各地でブラジル杯準々決勝第2試合が行われ、ベスト4進出チームが決定した。
 
 初戦を1対1で引き分けていたアトレチコ・パラナエンセとフラメンゴは、2戦目も同一スコアで引き分け、決着はPK戦にゆだねられた。
 フラメンゴの第1キッカー、ベテランのジエゴは、わざと緩いボールを正面に蹴った。これは、キーパーがヤマを張り、左右に飛ぶのを予想したもので、思惑通りなら、地面に横たわったキーパーをあざ笑うかのようにボールがゆっくりゴールに吸い込まれるが、アトレチコ・パラナエンセのキーパーは動かず、目の前にゆっくり飛んできたボールを難なくキャッチした。
 第1キッカーが極めて間の抜けた失敗をしてしまったフラメンゴは、その後のキッカーも失敗を繰り返し、敗退となった。
 アトレチコ・ミネイロとクルゼイロという、ベロオリゾンテのライバル対決(クラシコ)となった別の試合では、初戦を0対3で逃したアトレチコ・ミネイロが、2戦目で猛烈に追い上げるも2対0。あと一歩及ばず、敗退した。勝ったクルゼイロは、ブラジル杯3連覇まで、残る関門二つとなった。
 グレミオとバイーアの対戦は、グレミオがホームだった初戦を1対1で引き分けたため、2戦目はホームのバイーアが有利かと思われたが、近年はトーナメント戦でも、リーグ戦でも上位常連のグレミオが、1対0で勝利した。
 準々決勝の4カード中、最もショッキングだったのは、パルメイラス対インテルナシオナルだ。
 リーグ戦では連続無敗記録を33に伸ばしているパルメイラスは、ホームの初戦でも1対0と勝っていたが、インテルナシオナルの地元開催となった2戦目は、0対1で敗れ、PK戦の末に敗退した。
 ビデオ・アシスタント・レフェリーがパルメイラスに与えられたPKと、インテルナシオナルのゴールを1回ずつ取り消したこの試合は、ビデオを確認しようとする主審に選手が詰め寄り、退場となるシーンまで見られた。
 ベスト4の顔ぶれはグレミオ、アトレチコ・パラナエンセ、クルゼイロ、インテルナシオナルとなった。準決勝は8月7日と、14日に行われる。(18日付ブラジルスポーツサイトより)

「多様化する教育現場に対応」=全伯日本語教師研修会を開催=日本や中国から講師が来伯 ニッケイ新聞WEB版より

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「多様化する教育現場に対応」=全伯日本語教師研修会を開催=日本や中国から講師が来伯 ニッケイ新聞WEB版より




研修の受講生ら
 ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)は18~20日の3日間、「第62回全伯日本語教師研修会」を行っている。マット・グロッソ・ド・スル州、ブラジリア連邦直轄区など遠方含め、全伯から44人の日本語教師が情報交換や指導技術向上のために参加。18日午前の開講式では、関係者や来賓による挨拶、日本語教師認定証授与式などがあった。

 今回のテーマは「成長し続ける教師であるために ~多様化する教育現場に対応する~」。日本から学校法人江副学園新宿日本語学校校長の江副隆秀氏、中国から中国北京大学の駒澤千鶴氏が来伯し、講演会や意見交換会、ワークショップなどが行われている。
 開講式には同センターの前身、日本語学校連合会会長だった下本八郎元聖州議、独立行政法人国際協力機構(JICA)のブラジル事務所から佐藤洋史所長、在サンパウロ日本国総領事館の平野恭子副領事らが出席。
 平野氏は今回のテーマに触れ「『多様性に対応する』ことは他者を尊敬することで、日本文化の根幹に関わるもの。研修に参加することで、皆さんはより深く日本文化を伝えられるようになるのでは」と期待を語った。
 開講式では日本語教師認定証授与式、第32期日本語教師養成講座修了証授与式、また講師として10年連続の来伯を迎えた江副氏に顕彰プレートが手渡された。
 日本語教師認定証授与式では、遠藤勝久さん(ひかり塾、聖市)、染谷光子さん(アチバイヤ日伯文化体育協会・アチバイヤ日本語学校)、萩本みどりフェルナンダさん(イビウーナ日本語学校)の3氏に認定証が贈られた。認定証は同センターが独自に発行した。
 続いて太田まゆみさん(ブラジル世界救世教)、富川菊池アフラニオ悟さん(アチバイヤ日伯文化体育協会・アチバイヤ日本語学校)、長谷川藍さん(サウーデ文化体育協会・日本語学校)、濱田彩乃さん(むつみ幼稚園、ロベルト・ノリオ学園)、三好保母久美エリカさん(スザノ日伯学園)、矢野まゆみさん(個別指導)の6氏に日本語教師養成講座修了証を授与。養成講座は7ヵ月間の講義や通信教育、模擬授業などの指導を受け、認定試験に合格した人に贈られる。
 江副氏は10年間、研修に講師として私費で来伯。日下野理事長から感謝状を受け取り、「20年目まで頑張って、感謝状をまた受け取りたい」と笑顔で話し、会場の笑いを誘うとともに大きな拍手が送られた。
 日下野理事長は「日本には謙虚、思いやり、目上の方への尊敬、礼儀作法など良い文化がある。ポ語にも似た意味の言葉はあるが、完全には訳せない。日本語でないと伝わらないものがある」と日本文化を伝える上での日本語教育の重要性に言及。「ブラジルに渡った移民が111年かけて培った努力、思いを伝えなければならない」と力強く語った。


□関連コラム□ 大耳小耳

 ブラジル日本語センターの日下野良武理事長は、先日の参議院本会議で可決・成立した、日本国内で暮らす外国人の日本語教育を推進する「日本語教育推進法」について、日本メディアの報道に対する不満を漏らした。法案には、海外日系社会の日本語教育支援も盛り込まれたが、その部分について日本国内ではあまり報じられなかったためだ。「日本の日本人は国内のことだけにとらわれがち。国際化が進む今、もっと広い視点をもってほしい」と苦言を呈した。ブラジル日系社会を含め、日本語や日本文化を学ぼうとする人は世界中にいる。日本はもっと外に目を向けてほしいものだ。
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